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福山雅治のファンクラブ25周年記念ライブ感想(ネタバレ有)

ファンクラブ結成25周年 東京ドーム2Days

会場の雰囲気はいつもと少し違った。

この日、東京ドームにいる観客は全員がファンクラブ会員「BROS.」。

どことなく人だかりに一体感があって、同じような匂いがするような感じがしていた。

 

ライブの開始を待つその様子はいつものライブと違って慣れた感じの少し落ち着いたような、これから現れる男を暖かく迎い入れるようなそんな空気に包まれいるような、

でも、今日会えることを心待ちにしている、そんな気がした。

 

開始時刻が近づくといつも映像が流れる。

みんながちゃんと席に着いたのを待っていたかのように会場が暗くなり、始まった。

 

今日のオープニング映像は、渋谷のライブハウスeggman。

福山雅治が初めてライブを行った場所だ。

 

福山雅治が、真昼の渋谷の道路を歩きながら中へ入っていく。

懐かしのライブハウス。その場所を訪れ、

変わらないこの場所と、大きく変わった福山雅治とのコントラストが印象的だ。

 

控え室に行くと、そこにはベージュとホワイトの、少し時代を感じる当時の衣装が置いてある。それを着てステージへと向かう。

 

スクリーンに映し出される「25年間ありがとう」という言葉。

いつになく感じるものがあり、また、

シンプルなこの言葉の中にある重みを少し感じて、染みた。

 

ライブ開始

ライブが始まる時、演者がステージに現れる瞬間。

どのライブでも一番盛り上がる瞬間だ。

 

でも今日は少し違って、落ち着いた感じで現れた。

そして福山雅治はいつも以上にとても暖かいように見えた。

 

常にファンのことを考え、ファンを大事にしてきたが、

その気持ちというか、思いやりが直に伝わってくるようなそんなライブだった。

 

はじまりの歌 追憶の雨の中

この曲は福山雅治のデビュー曲。

この曲、そしてHeavenもギター1本で歌い切った。

足元にはストンピンベースを置いて、自らの足でリズムを刻みながら、

あとはギターの技で曲を盛り上げる。

 

この時、他にもいろんな人が言っているが、そして自分もそうだが、

じっと見つめて、見入っていた。

この始まりの曲を一人で弾き語っている姿から、いろんなことを感じた。

 

そして・・・

懐かしい曲が聴けてよかったな、ライブ初披露の最近の曲も、

定番の曲も。

 

ドラマの曲のセルフカバーも良かったな。

最後の弾き語りでしっとりとする、いつものこの終わり方も。

 

でも、一番はきっと、この人と一緒にこの場にいられることが

みんな嬉しいんだろうな。

 

そんなことを感じたLIVEだった。

 

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